Takashi Endo
一生をかけて向き合える
血管外科という仕事
遠藤 貴士
助教(2023年入職)
東京大学外科専門医プログラムから血管外科を専攻し、御縁があり2023年より埼玉医科大学総合医療センター血管外科で勤務しています。
血管外科の魅力は、その疾患・病態の多彩さとそれに応じた治療方法の多様さにあると思っています。血管内治療を始めとしたデバイスの進歩はわれわれの治療の幅を拡げていると言ってよいでしょう。一方で、歴代の先生方が築き上げ確立した技術というのは確固たるものであり、それを教わり自分なりに体現していくことは血管外科医にとって非常に重要なことだと感じています。そして、目の前の患者さんに対してどの治療が適切かを判断し、最適な治療を提供しなければなりません。血管疾患においては最大限治療することが必ずしも「正解」ではなく、患者さんにとって何が必要なのかを考え、判断し、治療していくーこれはまさにオーダーメイド治療であり、血管外科診療の難しいところであり面白いところでもあります。血管外科医になって、一生をかけてできる仕事に出会えたと心から思っています。
当院は豊富な症例数がある一方で、少数メンバーで診療にあたっています。チーム一丸となって!!と言うと聞こえは良いですが、正直、自転車操業状態の時もあります。教授も含めて毎日みんなで回診して、みんなで手術して、いつでも指導医の先生に相談できて、教えてもらって、実践していく。そんな環境が当院にはあります。
こんなことを書いても、イメージが湧かない、とっつきにくい、やってることがよくわからない、というのが血管外科だと思います。私もいつのまにか血管外科医になってました。学生、研修医、専攻医の先生方、あるいは今自分がやっている診療にしっくりきていない先生方、ちょっとでも興味がある方は是非一度当院まで足を運んでいただけると幸いです。ひとりでも多くの方が血管外科に興味をもってくれると大変嬉しく思います。いつでもお待ちしております。
Rina Matsumoto
血管外科に興味を
持ってくれている皆さんへ
松本 理奈
助教(2024年入職)
入局して1年半ほどになりますが、日々多くの学びがあり、とても充実した時間を過ごしています。特に、若手でも術者としてしっかり育ててもらえる環境が整っていることを実感しています。
当科では、開腹手術から血管内治療まで幅広く経験でき、頭部・胸部以外の大動脈疾患、末梢動脈、静脈疾患まで多岐にわたります。多くの症例で若手が術者を担当し、指導医が丁寧にサポートしてくれるため、学びながら安全に手術に臨むことができます。
加えて、手術だけでなく、検査・診断・治療方法の選択まで一貫して自分たちが関わるため、疾患や患者さんを総合的に理解できる点は血管外科ならではの魅力です。
チーム体制もとても働きやすく、1つの大きなチームとして誰にでも相談できます。当番体制も明確で、若手でも孤立することなく安心して日々の診療に向き合えます。
血管外科は決して簡単な科ではありませんが、その分だけ確かな成長を感じられる場所です。手技、診断能力、患者理解──そのすべてが積み重なっていきます。
もし「外科として手を動かしたい」「幅広い視点で患者を診られる力をつけたい」と感じているなら、血管外科はきっと魅力的な選択肢のひとつになるはずです。
ぜひ一度見学に来て、私たちのチームの雰囲気を実際に感じてみてください。お待ちしています。